あやちゃーんの日常茶飯事

2020年4月生まれの坊を育てる、1990年生まれの主婦の日常記録です。

赤川次郎『ひとり暮し』(角川文庫)をジャケ買いした。

こんにちは、ぺた子です。

今日は赤川次郎さんの『ひとり暮し』を読みました。
実は本作、私の読書人生初の赤川次郎作品!

赤川次郎さんってめちゃめちゃたくさん本出してて
超絶有名で、でもおじさんだし(すみません)
読んでも老後かなって思ってました。

しかし今日!本屋の新刊コーナーで
私の目をひく一冊の文庫が!



それがこの作品だったのです。
まさか赤川次郎ジャケ買いするとは。

私に赤川次郎を買わせた(何様か)
カバーイラストをかかれたのは岡野賢介さんという方。
カバーデザインは鈴木久美さんという方です。

いいカバー!

そして始まる私の赤川人生。
大学進学で上京した女の子が念願の一人暮らし!
いろんな事情のある女の人に出会いながらのキャンパスライフ?
主人公の依子は終始しっかりしてて、筋が通っているというか。
私も長女だけど全然こんなしっかりしてないよ!と思いながら。
36の章で小気味好い展開は依子の性格そのものを思わせる、
そんな構成にも感じられました。

ふだんはもっと事件性が高かったり
闇が深いかんじの小説を読んでいたので、
(一緒に買った本は中村文則『教団X』笑)
もっとミステリ感をくださいいいいいぃぃぃと正直思いました。
これは、これから他の赤川次郎作品を読んでねってことですね。
分かりました。

あと、時代設定が絶妙に古くてむずむずしましたが、
2002年に幻冬社文庫で刊行済みでした!すっきり!

私の赤川次郎デビューにはちょうど良い、青春ミステリ。
時代設定的にアラサー以上の人で赤川次郎まだだよって人は
いいかもしれません。

では、また!

赤川次郎『ひとり暮し』(角川文庫)
ISBN:9784041082959